雑談

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「うちのような施設がなくても良い社会が理想」 ~放課後デイサービスを訪れて感じた、子どもの成長と関わりの本質~

先日、放課後等デイサービスを見学させていただきました。場所は「はとやま」にある、民家を活用した小さなデイサービス。玄関をくぐった瞬間、ふっと肩の力が抜けるような、不思議な温かさを感じました。どこか懐かしい匂い。畳の感触。そしてそこにいるのは、夏休み中の子どもたち。決まったプログラムがあるわけではなく、それぞれが好きな遊びを楽しみ、時にはスタッフと話し、時には友達同士で笑い合っています。「療育」を前面に押し出しはせず、むしろ「子どもの居場所」「遊び場」としての空気感が強く、20年前には当たり前だった地域の温かさを思い出させてくれる場所でした。