姿勢

ゲーム・スマホ依存と体の発達──デジタル生活が子どもに与える影響と対策

近年、子どもたちの生活に欠かせない存在となった「ゲーム」や「スマートフォン」。便利で楽しい一方で、「長時間の使用が体や心に悪影響を及ぼすのでは?」と不安を抱えている保護者の方も多いのではないでしょうか。この記事では、姿勢・睡眠・感覚統合という3つの観点から、デジタル生活が子どもに与える影響と、その対策について理学療法士の視点でわかりやすく解説します。
習慣

子どもと保護者・先生に知ってほしい「疲労の種類」とその付き合い方

最近「疲れたなぁ」と感じませんか?「疲れた」という感覚は、大人はもちろんですが子供たちも感じている感覚です。子どももまた、日々の遊びや学習、対人関係の中でさまざまな疲労を抱えています。保護者や先生方も、子どもの支援や日常の生活の中で知らず知らずのうちに疲労を積み重ねていることが多いでしょう。疲労は避けるべき「悪いもの」と思われがちですが、実は成長や生活習慣を見直すのサインでもあります。大切なのは「疲労の種類を理解し、適切に対応すること」です。本記事では、専門的な視点から疲労を整理し、子どもと大人の両方に役立つ考え方をお伝えします。
学校

夏休み明けに増える子どもの不調 ― 前庭感覚と生活リズムの整え方

夏休み明けは、朝起きられない集中が続かない姿勢が崩れる「学校に行きたくない」と言い出すこうした不調の背景には、生活リズムの乱れだけでなく、体の感覚(特に前庭感覚) が休み中に十分に使われず、調整力が落ちてしまっていることも関係しています。今回は、理学療法士の視点から、夏休み明けに起こりやすい不調とその対策について詳しく解説します。
発達

運動をすると勉強ができるようになるって本当? 運動と脳の関係について解説

「運動をすると勉強ができるようになるって本当?」という疑問をお持ちの方も多いと思います。実は、運動は脳にも良い影響を与え、学習の質を高める可能性があるということが、近年の研究で明らかになっています。この記事ではそのメカニズムをわかりやすく解説し、家庭でできる取り組みもご紹介します。
感覚

書籍紹介:『子どもの発達障害と感覚統合のコツがわかる本』

子育てや支援の場面で、こんなお悩みを抱える方は少なくありません。「子どもがすぐに癇癪(かんしゃく)を起こす」「落ち着きがなくて授業や家庭学習が進まない」「感覚が敏感すぎたり、逆に鈍すぎて心配」一生懸命に関わってもなかなか改善せず、「どうしてうちの子はこんなに大変なんだろう」と感じてしまうこともあるでしょう。そんな時に役立つのが、感覚統合という視点です。子どもの「困った行動」の背景を理解し、少しの工夫でサポートできる方法を紹介してくれる本があります。今回の記事では、その一冊をご紹介します。
感覚

子どもの「目と手の協調性」が弱くて文字が書けないのはなぜ?支援の方向性と家庭でできる工夫

小学校低学年になると、多くのお子さんは学校で「文字を書く」活動が日常的になります。しかし、中には「字を書くのがとても苦手」「書こうとすると形が崩れてしまう」「板書を写すのが極端に遅い」といった困りごとを抱える子もいのるではないでしょうか。その背景には「目と手の協調性」の難しさが関わっていることがあります。今回は、なぜそのようなことが起きるのか、どういった支援が有効なのか、そして家庭でできる工夫について、専門的な視点も交えて詳しく解説していきます。
姿勢

じっとしていられない子への室内支援|科学的根拠と理学療法士の視点から

「子どもがじっとしていられない」「座っている時間が続かない」――そんな様子に不安を感じる保護者は多いものです。これは必ずしも「落ち着きがない」ことを意味するのではなく、発達段階で自然にみられる特徴であったり、感覚刺激や身体の動きを求めることによるものです。理学療法士として強調したいのは、子どもの「動き」には意味があり、工夫次第で支援に変えられるということ。この記事では、科学的な知見と臨床に基づくアイディアを交えながら、室内でできる支援方法を紹介します。
発達

子どもの活動と発達のつながり 発達の4本柱〜家庭と園・学校でできること〜

先日の放デイ見学で、子どもは遊びの中からたくさんの学びを得て成長しているという事を再実感しました。遊びや日常の活動は、単なる「暇つぶし」や「楽しい時間」ではありません。実は、心と体の発達を支える大切な栄養のような役割を持っています。特に幼児期から学齢期にかけての体験は、将来の学習態度や人間関係、心の安定に直結していきます。今回は、家庭と園・学校でできる活動を交えながら、それぞれの活動がどのような発達につながるのかを整理してご紹介します。
雑談

「うちのような施設がなくても良い社会が理想」 ~放課後デイサービスを訪れて感じた、子どもの成長と関わりの本質~

先日、放課後等デイサービスを見学させていただきました。場所は「はとやま」にある、民家を活用した小さなデイサービス。玄関をくぐった瞬間、ふっと肩の力が抜けるような、不思議な温かさを感じました。どこか懐かしい匂い。畳の感触。そしてそこにいるのは、夏休み中の子どもたち。決まったプログラムがあるわけではなく、それぞれが好きな遊びを楽しみ、時にはスタッフと話し、時には友達同士で笑い合っています。「療育」を前面に押し出しはせず、むしろ「子どもの居場所」「遊び場」としての空気感が強く、20年前には当たり前だった地域の温かさを思い出させてくれる場所でした。
発達

環境の力を科学で紐解く 〜 子どもの成長・発達における親と環境の影響 〜

ふと疑問に思うことはありませんか?「この子の性格や能力は、生まれつきのものなのかな?」「それとも、私たちの関わり方や育つ環境で変わっていくのかな?」実は、子どもの発達には“生まれ持った特性(遺伝)”と“周りから受ける影響(環境)”が、複雑に絡み合って関わっています。親の存在はもちろん大きな影響力を持ちますが、それだけではありません。友達や地域、学校、そして親以外の大人との関わりも、子どもの心や能力を育てる大切な要素なのです。今回は、発達心理学や脳科学、そして日本国内の統計や研究結果をもとに、「環境が子どもの成長にどう影響するのか」をわかりやすく解説します。読んだ後には、日々の関わり方や環境づくりに、少し新しい視点が加わるかもしれません。